十九兄の『久我之助』お稽古。切番60000迫る!

十九兄は声が凄い。
響く。
太い。
大音響。
私の祖父、若大夫が、トビキリ感心していた、と、故呂大夫兄が常々仰ってられました。
口写しの、いいお稽古をしていただきました。
千人近い観衆を前に轟かす大音声をほんの1メートル前から聞いてみなはれ。
たまげまっせm(__)m。
ぼくらプロの稽古はタダ。
タダ、即ち、無料のお稽古。
世の価値観から量れんもんがおます。
昔の修業状況からはズイブン楽してるという声も内外から聞こえてきますが、研修生も含めて上から下まで、皆、ふる~いシキタリの中、よくやってまっせ。
劇場の新入社員の年収に達するのに20年かかりマンネン。
ったくもう。