終演後、歌舞伎座の一幕見へ。感動。椅子からズッコケル。

生まれて初めて歌舞伎の『川連法眼館』を鑑賞。
始めのあいだ居眠りをしていたが、狐忠信(菊五郎)登場あたりから目バッチリ。
菊五郎の忠信、可愛かったなあ。
静(芝雀)の衣裳の色目といい、忠信の白狐みたいな出立ちといい、素晴らしいわ。
竹本の語りが少し浪曲みたいなキバリ方をしていたがまあまあ四階席まで届いていた。
三味線の燕太郎(菊二郎)君もいい構えをしとったなあ。
静のコトバ、少しリキんだところが気になったが、よくやっていた。
最後、花道から奇妙なカッコの義経の討手が出てきて忠信との軽妙な立ち回りを演ずる。
痺れた!歌舞伎万歳!古典芸能万歳だ!