メキシコシティ初日「待ってました」にビックリ

今日の公演は夜7時から。
朝8時半からの市街観光をパスして、午前中は部屋でのんびり。
11時に、文楽ファンでメキシコまで観に来たS様と、S様のお友達の広石万里様(メキシコ在住)と一緒に公演先の芸術院劇場へ。
堂々たる美観のオペラハウスだ。
それから、支倉常長が洗礼を受けたサン・フランシス教会へ。
11年前に貴大夫君と訪れた時の感動がよみがえる。
当時とまったく同じ光景に、頭がクラクラ。
ミサに加わり、沈思。
そして、セントロ広場前のカテドラル教会にも。
奈良の大仏殿の数倍はある偉容の中で、再びタイムスリップ。
国立宮殿へも足をのばし、アステカ文明滅亡史の生々しい壁画に見入る。
そばで銃を構える警備兵の風貌も11年前のまんま。
昼食は簑太郎君(S様は簑太郎ファン)も加わり、万里さんがマネージャーをつとめる「TORI TORI」へ。
万里さんのお姉さま夫婦がつくるフランス風日本料理はなかなかのもの。
お刺身、味噌汁も舌に合い、ごはんをおかわりして、最後、お茶漬けでしめる。
さて、初日の舞台、「天満屋」の口上が終るや、「待ってました。
タップリ!」。
日本からいらした方なのか。
男性の声。