淡路島素人義太夫全国大会に今年も素人弟子9人を連れて行ってまいりました。今年は津賀寿さんが私の弟子を弾きに来てくださり大いに盛り上がりました。エキサイトな津賀寿さんのメッセージをシェアさせていただきます。
淡路は、義太夫節発祥の地と言われていて、私の師匠竹本駒之助、女流義太夫三味線初の人間国宝鶴澤友路師匠の出身地。文楽でも、越路師匠、伊達師匠、春子師匠….数々の名人を輩出している。
だんじりのお祭りが盛んで、そこでは浄瑠璃(義太夫)の短縮版が語られ、道具返しというからくりがあって、人は耳が肥えていて、ちょっとでも下手くそが出てくると、罵声が浴びせられるんだ、というような話を繰り返し師匠から聞いていた私は、ずっと淡路に行きたかったのにタイミングが合わず、行ったことがなかった。
素義会というアマチュアの会が東京の他に淡路にはあり、審査会形式が残っていて、そこに、日頃お世話になって、時々連中さんを弾かせていただいている若太夫師匠の連中さんが出場する、というので、やっと淡路に行くことができた。
素晴らしい土地だった。とにかく浄瑠璃が身近。中学生のクラブあり、(なんでも、小学校からクラブでは浄瑠璃や三味線を教えているそうだ。三味線は大きいので大変だと思うけど、やっているのはすごいことだ。)西山航生くん、という、去年、今年連続優勝を勝ち取った天才中学2年生あり、97歳で毎日ウォーキングしながら浄瑠璃の稽古をしているベテランあり、さまざまな方々が身近な浄瑠璃を楽しんでいる。(素義会の様子は、鶴澤友吉さんのYouTube、友吉っちゃんネルの、ライブのところから見られます。)淡路の方々にとって、浄瑠璃は当たり前のものだから、さほどかまえずに浄瑠璃を語れるし、勉強して語るものではないし、解釈が加わってくるだろうし、個性を生かすこともできる。身体から出ているものほど強いものはない。
打ち上げでは景気いい貼り紙を書いてくれて歓迎してくれ、なんと、だんじり唄を唄ってくれた!!感動。(泊めていただいているペンションのご主人も唄ってくれて、「ここらでは唄えないもんはいない」んだそうだ。驚愕



