ブラジル公演初日

朝7時にレストランへ降りると、既に燕二郎君がいた。
二人で談笑しながら食事。
間もなく咲甫君と睦君も。
皆、早く目が覚めるらしい。
米や味噌汁や生卵も用意されている。
部屋に戻りひと眠りしてから「菊畑」のテープを聞き始めたら下のプールから聞きなれたはしゃぎ声。
清志郎君がクロールで泳いでいて、宗助君は水中ウオーキング。
プールサイドから冗談を飛ばすのは清太郎君。
それを部屋からながめるボクや玉女ちゃん。
3時30分に劇場入り。
国立劇場中劇場。
5時からリハーサル。
ブラジルはどこからでも四方の地平線を眺めることのできる海抜千メートルの丘陵。
そのせいか少し酸素が稀薄。
時差ボケもあいまって、リハーサルのあと、夜9時からの公演を待つ間、超眠かった。
池田維(タダシ)ブラジル大使ご夫妻はじめ、各国要人の来場。
観客全員のスタンディングオベーション。
ホテルに深夜12時過ぎに到着。
それから、国際交流基金主催の夕食会。
中島理事は、終演後各国外務省関係者の祝福を受け、非常に感激されていた。