今日も自然な呼吸で・・。and『口三味線』の重要ポイント。

自然な呼吸の時、汗はあまりかかない。
しかし、口からイキが、スパット歯切れのいいコトバとなりトビダス。
この現象は去年の『百度石』以来だ。
いままでの人生で数回(『裏門』『光秀館』『花見』『百度石』)の経験があるが、女の頭(カシラ)が四つも登場するなんて場は初めてダカラウレシイ。
これはあくまで、個人的感触である。
自分にしかわからないし、次の公演では雲散するカモ。
普段の呼吸で舞台の呼吸がマカナエル、ちゅうかなんちゅうか。
『口三味線』でいちばんの真骨頂は孫右衛門の詞。
『大方な事問わっしゃれ』でオモワズ町人が出て、『小気味の悪い女郎ジャ』と再び武士詞に戻るクダリ。