山科のY.Y様からのおたより。

暑中お見舞い申し上げます。
いかがお過ごしでしょうか?今日、第2部を拝見しました。
久しぶりの浄瑠璃は日々の生活でこわばりかけた心にすっと染み込んできて、気付けばまた温かいものが流れ始めている・・・そう感じさせてくれました。
絹川という大河に浮かぶ、まるで小さな笹舟の様な累の人生。
儚い幸せしか得られなかった彼女の唯一の救いは最後に与右衛門が見せた抱擁でしょうか・・・外気温に負けない位の大熱演、是非多くの方々に見ていただきたいと思いました。
暑さ厳しき折どうぞお体を大切にしてくださいませ。