朝、必ず、『埴生村中』の本読みをする。

今日は、舞台、最高にノッタ。
昨日の今日で、ブタもおだてりゃ木に登るか。
舞台のあと、喜左衛門兄も『今日、よかったで!』。
明日は記録録音日。
えてして失敗することもある。
喜左衛門兄の三味線、味がおます。
あるディテールにくると必ずヒョッコリ、のせてくれる。
それがなんともいえまへん。
知らぬ顔しながら毎日ワクワク。
あうんの呼吸。
これは隣りに坐らなわからんもの。
年を重ねるというのは大事なことでんなあ。
そろそろ、東京の『河庄』の立端場、又の名はいわゆる『口三味線』の準備にとりかからんと。
幕明きですがなかなかええもんでっせ。
マタマタ喜左衛門兄。