『天満屋』(6月鑑賞教室後半)の稽古。

素浄瑠璃明けから、この2、3日、『天満屋』に浸りきっている。
1日に7時間くらいテープ(越路・清治等)を聴く。
なんせ初役。
世話物というのは覚えるまでがごてだ。
《ごて》→手間がかかるという意味。
苦戦中。
廓の衆大勢の中で、九平次に向かって、お初が『わしを可愛いがらしゃんすと、おまえも殺すが、合点か。
徳さまに離れて片時も・・』。
《曽根崎》を象徴するコトハでんなあ。
背筋がゾットします。
近松の原文によると『わしと念比(ネンゴロ)さあんすと、こなたも殺すが合点か』。
サスガ原文。
このへんの取捨選択が難しい。
シカシ、改作、コンパクト化によりour star product ニナッタノダ。