立稽古(タテゲイコ=太夫三味線の本床での稽古)。and若大夫の見台。

やっぱり、稽古と舞台は違いまんなあ。
千代が再び帰ってくるところでアップアップ状態に。
クドキなんか、どないしょうかと思た。
しかし、何とかサイゴまでいけた。
筒一杯かな、と思う反面、まだまだ一杯にやれるような感触もある。
出番前の楽屋で、綱大夫兄(寺子屋の前)が、『通したら、寺子屋の奥はええ役やで。
そやけど、一段語る時には首実検からの勢いで奥はすーっと語れるけど、あそこから変わると逆にえらいもんや』と励まして下さいました。
明日は本公演の昼の部、明後日が夜の部の舞台稽古。
しあさっては初日でっせ。
今日から本舞台で祖父若大夫の見台で語らせていただいてます。
祖父の『命がけの浄瑠璃』の万分の一にでも近付きたいものです。