な、な、なんと桂吉朝さんが黒衣(クロコ)で・・。

今日は国立文楽劇場で『藤間耕の会』。
義太夫のだしものが五番。
朝から晩の最期まで劇場につかりっぱなし。
朝11時30分、『蝶の道行き』のスタンバイの為、肩衣つけて重い見台を両手で抱えながら床に上がろうとしたら、目の前に芸術選奨新人賞をもろたばかりの吉朝さんが立っている。
黒装束で。
『え、エッーエー?』。
まさか、大道具のアルバイト?。
『ソウデンネン、これが本職デンネン』。
一瞬、ホンマカイナ。
と思いましたがな。
ところがチャイマンネン。
彼は狂言方の脇本照三さんの後継者でもアルラシイノダ。
拍子木を持って芝居のツケを打つたいへん興趣ある仕事。
単なる裏方とは違い権威ある職分である。
吉朝さん、『いやー当日まで、だまってました。
狂言方の脇本氏とご縁がありまして、この頃だいぶしんどい様なので「空いてたら手伝うてくれへんか」っちゅうこってすわ。
僕もきらいやないし…』とのこと。
芝居好きを超えてマンナア。
会場には、坂本夫妻、木田、宮内、池田、川口、米左さんらも大集合。
それに大川さん、西谷さん、ご厚志感謝します。
帰りに御影様母娘、清友さんらと地下の『たこ梅』へ。