『お七』(Red-Hot Love)を皆、喜んでまんなあ。文楽劇場、よう入ってまっせ。

このところ大阪公演の昼の部、よう入ってます。
今日、名古屋から私のお客様が7人お見えになりましたが、初日開いてスグ切符を頼んだのに、16列の端の方しかとれませんでした。
東京の国立小劇場よりキャパが広い大阪文楽劇場。
文化人口の絶対値が東京の半分位の大阪。
本公演の日数が二週間の東京に対してこちらは三週間(!)。
それでいてこれだけの賑わいは、劇場並びに文楽ファン、関係者一同の営業努力の賜物でしょう。
ホンマ、有難うございます。
しかし、こういう時こそ各方面にわたって地道な努力と調査をせねばなりません。
舞台人も着実只管(ひたすら)に芸にうちこまんとあきまへん。
バブルであれば弾けます。
『お七』を語っていて、ふと、近くのお客様を見ると、足で拍子をとり頭を振って、お七になって梯子をのぼっているひとが必ず、2、3人いてはります。
こんな嬉しいことはありません。