京都の丸太町の師匠の家に着いたのが11時過ぎ。
ちょうど、NHKテレビで『歌会始の儀』を放映中。
毎年これをご夫婦で御覧になるとのことで、私と清友さんも威儀を正して1時間ほどテレビ画面に見入った。
これを見てると不穏な世の中が、ひと時のあいだであるが、平和でほのぼのと感じられるとのこと。
なるほど、歌を詠みあげる古式ゆかしい発声と節回しを味わううち、無限次元の空間に引き込まれるような感じがした。
そのあと、二月公演『忠太夫内の段の口』のお稽古の御挨拶。
2月3日に決まる。
又、今回は謡の『松風』の一部が作品に盛り込まれていますから、その当該部分を能の大槻文蔵師に習いに行く予定であります。
謡もかなり難しいでっせ。
なんでもないようやけど、鼓や太鼓と合うとこまでいきまへんで。