永島昇氏からいただいたメール

永島昇氏からいただいたメールです。まさに至言であります。紹介します。→
●「脱原発・放射能汚染を考える」のチラシNo.72ができました。
去年は、「電力供給ができないと経済が破綻する」の恫喝で、関電の大飯原発の再稼働が強行されました。 しかし節電と省エネによって 電力は不足せず、再稼働する必要がなかったことが明らかになりました。
この冬は「厳冬」にもかかわらず全国が原発なしで足りました。 節電と省エネ、火力発電所の増設と自然エネルギーの進展で電力 供給に余裕があり、各新聞社の調査でも、原発を稼働しなくても電力 供給が可能であると報道されています。
また原発の代わりに火力発電を稼働させると燃料費で赤字となるという論議も、シェールガスの登場で原油やLNGの国際価格は下がっ ているが、日本はアベノミクスにより「円安」となったことが原因で輸入 価格が上がっていることが原因であることが明らかになっています。 福島第一原発では、仮設設備のままでの冷却が継続され、汚染水は 拡大するなど事故の収束もできていません。
事故の真相究明もまだ 途上です。また事故現場では技術者・作業者の被曝と人員不足が 深刻な問題となっています。 多くの被災者の困難な生活は改善されていません。そういう状況の下で、原発の再稼働をすることは許されません。
2014/4/2  脱原発・放射能汚染を考える北摂の会