越路師匠のお稽古『重の井』。無事終了。

越路師匠に丁寧にお稽古をしていただきました。
枕から段切の三吉の唄まで、必要な口伝を実際語り聴かせながらの教えでした。
クリスチャンの方々の背後のお祈りに感謝します。
なにより、切場を勤められながらも6日間連続でお稽古していただいた嶋大夫兄のお陰であります。
ある程度、作品のポイントを把握していないことには師匠のお稽古は前に進みません。
どこを目指しているか、難儀しながらもどこへどのようにして行こうとしているのか。
到達はまだまだ先でもゴールの方向と進行姿勢に間違いがないのか。
『重の井』一段の中に何百もチェックポイントがあり、それを正しい姿勢でクリアーしようとしているのか。
演奏テープを聴くだけでは芸は盗めまへん。
実地訓練、厳しい稽古。
嶋大夫兄さん、ほんまに有難うございました。
教えていただいた0.1パーセントも成就できないかもしれませんが、なんとか今後の私の財産にさせていただきたく念じております。
ギブアップ状態のボクの語りを支えてくれている清介さん、ホンマ感謝してます。