『「黄金のバンタム」を破った男』

遅読、積ん読の僕が夜から朝にかけて一気読みした本。
それは『「黄金のバンタム」を破った男』。
作家は百田尚樹。
もとより読書には縁ない僕。
知らない作家だ。
前書き後書き垣間見つつ、五分の一ほど読んだあとは机につんどくのが通例。
しかしこの本、本屋でタイトル眺めてドキッとして購入した。
中学から高校の頃はボクシングに熱中した。
後楽園ホールにもちょくちょく足を運んだ。
その頃は毎日ゴールデンタイムにボクシング中継してた。
関光徳、海老原博幸、青木功、渡辺亮、斎藤清作…そしてファイティング原田!印象深い試合ベストスリーは、ファイティング原田vsポーン・キングピッチ(タイ)、ファイティング原田vsエデル・ジョフレ(ブラジル)、渡辺亮vsバート・ソモジオ(フィリピン)。
いまだにエキサイトシーンが脳裏から飛び出てくる。
この本はファイティング原田に照準を定めているのだ。