中村うさぎ&越直美大津市長について。

週刊文春今週号に載っていた中村うさぎのコラム。
~斎藤環氏の理屈だと「子どもを『洗脳』し『支配』する母親はすべて毒親だ」ということになる。
だが、親が自分の世界観や価値を子どもに刷り込むのは当然であり(それ以外の物をどうやって刷り込めるというのだ?)~それが悪いと言うのなら、「じゃあ、どんな母親が正しいのか?」という疑問が当然のように出てくるわけだが、斎藤氏はその疑問に答えない。
誰かを「間違っている」と批判するからには、「これが正しい」という答えを用意しておくべきだろう。
「正解なんかないんだ」と言うのであれば、うかつに人を「毒」呼ばわりして批判するのは軽率ではないのか?~多少の偏向や独善は仕方ない~世の中には、あらかじめ諦めるしかないことがたくさんある~我々は、自分の負わされたものを克服する努力はできる~悪者を仕立て上げて、自分は被害者ですと言っていれば、あなたの人生はよくなるのか?~。
愉快で的を射てる。
このひとのエッセイは前から気に入ってる。
それから今回の大津市いじめ問題。
大津市長の越直美さんの英断にびっくり。
いじめと自殺の因果関係がないと主張する学校や教育委員会の意見を翻し、市長の立場として因果関係を認め和解したいとの見解を公表したのだ。
普通の首長なら、裁判の様子を見守り適宜な判断をくだしていきたい、として逃げる場面だ。
親が三回も訴えたのに「本人が死んだあとだから立件できない」と突っぱねた滋賀県警。
死んだあとだから立件できないなら、殺人事件は皆、立件できなくなる。
越直美市長の英断があって、やむ無く警察も動いたような気がする。
女性のちからは偉大だ。