ストレステスト

昨夜から今朝にかけてひさしぶりにテレビのニュース番組をハシゴ見した。
どの番組も皆、脱原発の姿勢を匂わせながら、しかし菅首相への批判は厳しい。
報道ステーションなど、古館キャスターとゲスト解説者が権力にしがみつく菅を苦々しく非難していた。
今朝は早めに起きて「朝ズバ」を見た。
コメンテーターにイエスマンを並べたみのもんたのパフォーマンスにまた辟易か、とおもったが今朝は違った。
昨国会の、菅~海江田~自民党のゴタゴタ報道を眺めつつ、安住淳国対委員長の菅首相批判ニュースに及び、コメンテーターに意見を求めた。
菅政権の批判揶揄のお馴染み展開か、と思ったが、違った!とっちゃん坊やみたいな評論家が意外な発言をした。
「菅~海江田の行き違いを批判し糾弾するだけなら国会の進展はない。
ではいったい自民党は原発のストレステストのことに対してどう考えてるのか。
その立場を明確にしてこそ、議論が始まるのです」、こう述べた。
昨夜から今朝にかけての報道番組でこんな言葉を耳にしたのは初めてだ。
朝ズバでよく見るひとの言葉だが、至言だ。