『重の井』の稽古。『落語と狂言の会』

7時間程、時間かけて『重の井』の段の本読み(自習)。
そのわりに、稽古はサッパリあかん。
覚えたと思ったことが、全然おぼえられてない。
三味線の清介さんが実にいいアドバイスをしてくださる。
なんとか、この『大和風』の名曲にくらいついていかんといけまへん。
夜、舞台のあと、吉朝さんが出る『落語と狂言の会』(ワッハ上方)へ。
吉朝さんの『蛸芝居』は秀逸でした。
色気があり、魅せる。
蛸が墨を吐き暗転、ダンマリになるという、たまらん設定。
芝居風の所作が自然に見事で、面白かった。
茂山千五郎さん他の狂言『蝸牛』もいいリズムやった。
あの躍動感。
たまりまへん。
ジーンと脳に染み込みまんなあ。
皆、エエ声してる。
新作狂言『空桶』の中で、歌謡曲『居酒屋』を千五郎さんと七五三さんが狂言風(?)にデュエットしながら歌い舞う場面は印象に残った。
会場には阪本さん、木田さんも。
終演後、阪本さんらといきつけの店へ。
あとから吉朝さん、米左さんもかけつけてくださり、S氏の振る舞いで『ふぐ』をおいしくいただきました。