月亭八天独演会

早起きして、判官切腹(12月東京)と茶筅酒(12月末博多座)の勉強。
10時に家内と玉造のOICの日曜礼拝へ。
少し居眠りしたが天国にいるような心地よさ。
帰宅し、勉強の続き。
2時前にワッハホールへ。
第14回月亭八天独演会。
八天さんとはひょんな縁で知り合ったが、大阪日本橋生まれの彼は、文楽公演には繁く通われている。
亡き桂吉朝さんが文楽にきていて、「英大夫!」と声をかけている姿を目撃したこともあるらしい。
今年の夏公演の「朝顔」では笑福亭松喬さんが斜向かいに座ってられてご挨拶しました、と。
で、今日は僕の出番は夜につき、出かけた。
八天さんの楽屋を訪ねたら、春野恵子さんがいた。
それからなんと、地方の笛で手伝いにきた桂あさ吉さんも!八天さんの「ちはやふる」「船弁慶」「茶屋迎い」、いずれもよかった。
つい笑わせるおかしさがある。
浄瑠璃のオガオガオガオガはわかるが、それに続くプシッという音の表現はなんや?的を射ててつい、大声で笑った。
彼の人間のよさがひしひし伝わってきた。
浪曲の春野恵子さん(「袈裟と盛遠」)もえらい!タレントから一念発起して古典芸能の世界へ。
よくここまで修業を積んできたなあ、とちょっぴり感動。
前座は桂さろめさん「軽業」。
一生懸命つとめていて好感を得たが大阪弁の訛りが少し気になった。
座席に座って古典芸能を楽しめるなんて最高!でんなあ。
「しき浪」でビフカツライスを食べ、5時前に劇場入りした。