第四回義太夫教室発表会

ワッハホールの月刊コミュ紙に「なんでやねん」というリレーエッセイがあり、10月号に原稿頼まれたのだが、義太夫教室生徒の浄瑠璃にかける熱意は我が40年あまりの太夫人生における想定外の出来事。
まさに「なんでやねん!」だ。
今年の参加者も去年と同じ26人。
昼の一時から夕方六時過ぎまでたっぷりの五時間。
あっという間でした。
参加者の家族や知人が大勢聴きにきてくださり、美々卯の薩摩会長や南地のお茶屋「たに川」の若旦那の顔も。
残暑の能楽堂。
橋がかりから出てきて舞台中央の見台の前に座り裃姿で語り出す愛弟子たちは今年も、別人のように輝いていた。
今年も感極まる打ち上げになりました。
一人一人が涙々の挨拶。
あんなに皆が感動してくれて、すでに来年の発表会にまで思いを馳せている姿。
師匠冥利につきまっせ。
団吾君もなかなか粹で饒舌なメッセージを述べてくれました。
貴重な体験の場を与えてくださった、山本能楽堂に感謝します。