昼食会、グム百貨店など

公演は毎晩満員で、カーテンコール時毎回、「野崎村ツレ弾き」が始まると曲に合わせた手拍子が沸き上がる。
客席が舞台に溶け込んでくる。
昨晩、こちらからの「スパシーバ(ありがとう)!」連呼に応えて、ロシア人から「ありがとう!」が返ってきた。
さて今朝もゆっくり起きて洗濯して風呂につかりテレビ見ながらのアイロンかけを楽しむ。
今日は一階レストランの朝食はパス。
昼から文楽協会理事長主催昼食会があるから。
スーパーで買いだめしてたロシアのカップヌードルを食べたが、少し油こくて閉口(いいながら全部食す)。
昼食会場はクレムリンの向かいのホテル「ナツィオナーリ」。
日本の帝国ホテルといったところ。
ボルシチなど改めて味わったが秀逸。
同じテーブルについたモスクワ大学のBESSONOVA女史(日本文化研究者)は文楽に感嘆。
初日にアニメの伝説的巨匠やタバコフ氏、前衛劇の監督演出家リュビーモフ氏の3人が見えたことはたいへんな出来事だと言い、参事官の田口氏もアンケート(ロシアでは普通はしない)回収率が70パーセントです!と喜んでいた。
食後、目の前の赤の広場前のグム百貨店へ。
高級店をオンリールッキング。
途中、眼鏡屋に寄ったがフレームの値段は桁違い。
夜、終演後、赤の広場に再び行ったが、寒かったのでひっ返した。
こちらへ到着して3日ほどは28度あったのが昨日今日と13度で雨がちらちら。
寒いと思ってもってきた衣類がやっと役にたった。
ホテルに近い大通りに面した靴屋で靴をかった。
こちらは夏ものバーゲン中。