クレムリン&鶴見夫妻ら

朝ゆっくりして昼2時過ぎにクレムリンへ。
いまも国家の中枢である巨大な城の中に入る。
入場券買って入るまでに30分かかった。
大勢のひとが並んでいるのにチケット売場は二ヶ所で窓口はひとつずつしかない。
それがまたのんびり売ってる。
中に4つの寺院があり、手早にみて回ったが一時間半ほどかかった。
中庭にあるトイレに入ったがドアのしめ方開け方がややこしく中に閉じ込められた外国人婦人が魔法使いのおばあさんみたいな係員に大声で長いこと怒鳴られたすえやっと出てこられた。
世界各国、またロシア各地からの観光客でにぎわっていた。
ロシア人はこちらに対して愛想がないが、こちらでの他国人同士は笑顔を交わしたりする。
ロシア人は日本人と同じではにかみ屋なのかなあ。
街でも愛想なく、こちらを不思議そうな顔でみる。
土産もん屋のおばちゃんだけ、一瞬、笑顔を見せる。
さて今夜はるばる日本から、義太夫教室生徒の鶴見さんがご主人とご主人の兄夫婦の4人で観劇にこられた。
先にサンクトぺテルブルクに立ち寄られ素敵な夜行列車に乗ってモスクワに入られた。
モスクワでの文楽観劇はまた別格の興趣があるとのこと。
若いモスクワっ子が文楽を観た後、興奮冷めやらぬ様子でアンケート用紙に黙然と向かってる姿に感動されてた。
芝居のあと雨が降り出し、走って地下鉄の駅へ。
希大夫と共に市内のアルメニア料理店「ノアの方舟」でご馳走にあずかった。
肉がうまかった。
アルメニアのビールも赤と白のワインもうまかった。
食後、料理店仕立てのタクシーに分散して赤の広場へ。
残念ながら先ほどの雨の為かカフェはCLOSE。
いつもなら夜11時半までなら入れてくれるのに。
しかし皆で、夜の赤の広場の美しさを賛美しつつ記念写真を撮りあった。
帰りはお喋りしながら徒歩でそれぞれのホテルに向かった。
鶴見さんらは明日の夜、日本に帰る。