誕生日。お母様、叔母様と観劇されたKM様からのお便り

お誕生日おめでとうございます。
今日は、田舎から来阪した叔母、叔母の友人、母の四人で四月公演の第一部を観劇しました。
お蔭さまで、叔母たちは感動を胸に上機嫌で帰路につきました。
あれから、法善寺さんをお参りして、道頓堀・道具屋筋を散策した後、自由軒でカレーを食べながら歓談。
叔母もそのお友達も文楽はまったくの初めてで、サプライズの舞台裏見学で興奮覚めやらず…、思いの外、会話が弾みました。
いくつか印象に残った会話をご報告。
「まぁ、今日はこがにえぇ思いをさせてもろて。
…席も1番えぇとこじゃったねぇ」「ほんまにスゴイ迫力!太夫さんと三味線さんの方ばかり見てしもうたわ」「あらぁ、私もよぉ。
私だけかと思うたら皆そうなんじゃねぇ(笑)」今日の私の役目は叔母たちのガイド役。
ですが、床に近いことがいかに素晴らしいかを説明する必要はありませんでした。
「英大夫さんはえぇお声をしとってじゃねぇ」「どうゆうたらえぇんかねぇ?こぅ、ジワジワーッと染み込んでくる感じじゃね…もぉ涙がでたわぁ…」。
「堀川御所の段」、初心者にはわかりにくいかも?とは余計な心配でした。
いいものは伝わるのですね。
「さすが大阪じゃねぇ。
な~んとまぁ贅沢なこと!でもあの値段(チケット代)で大丈夫なんかねぇ?」。
「ほんまよねぇ。
失礼になるか思いながら何人おるか数えてしもうたが…」。
「何をよんじゃろか…私らが心配することと違うがぁ(笑)」と、コストパフォーマンスの高いことを絶賛しつつも収支を気にするあたりがなんとも主婦らしい感想です(笑)。
私にとり今日は2回目の観劇。
初回は、“卿の君”に感情移入し涙しましたが、今日は“川越太郎”にも泣きました。
お師匠様の語りは、音量調節がとてもきめ細かで、登場人物によって“声色”や“高さ”だけではなくて“息”までもが違う気がするんです…。
上手く言えなくて本当にもどかしいですが、そんな感じです。
明々後日、通しで観劇します。
また新たな発見があるかもしれません。
楽しみにしています。