12月「寺子屋」千秋楽

無事、勤めました。
今回は丸一段の語りで、千秋楽まで持つかなあ、と内心ひやひやでした。
千秋楽近くになって「何か」つかんだように感じました。
清介さんの助言が利きました。
彼のおかげです。
「遠慮せんと声をスパッと前に出しはったらええんです」といいつつ、彼はこんな感じと自分で発声してみせてくれて、「英さんのスパッ~を皆、待ってまんねん」と。
その言葉に勇気づけられ「その気になって」、スパッ~を毎日繰り返すうちに、千秋楽近くにホンマ、枕から段切れまでスパッ~、といけるようになりました。
これは自分だけの実感かもしれないが、こんな実感は久しぶりのことです。
この「これや!」という実感が本当のものでこのままこんごの語りに生かされるなら、周りの皆にも伝わっていくとおもいます。