素浄瑠璃の会の舞台稽古

久しぶりに正面の床に座り、極度の緊張を味わう。
喜一朗も収拾がつかない程焦っとったなあ。
明日は客が入るんやで。
ったくもう。
イキひかれへんがな。
が、まんなか位からお互いに平静を取り戻し始めた感じ。
《素》というものはエエもんでんなあ。
全部でてまう。
お客さんの入る本番の明日の方が語りやすいところがあるもんです。
喜一朗も落ち着くやろし。
二人できばりまっさ。
住兄も仰るように『又助の端場』は『ひと場』(35分)やから、大事な場面です。
奥は咲兄。
そして、住大夫大兄の『沼津』。
誠に光栄であります。
今夜は早よ寝よ。