エッセー「貴さん、聴いてください」を拝見しました

Yさんからありがたいお便りが届きました。
お読みくださいませ。
→ 《東京新聞エッセー花鼓「貴さん、聴いてください」を拝見しました。
率直に言って、ここ数年の貴大夫さんは舞台上から拝見するだけの判断ですが、お体の具合が悪いのか(?)お顔の色も冴えず心なしか、お声にも元気がないように感じておりました。
ご本人がそれを一番自覚なさり、堪えておいでだったのでは・・ないでしょうか?辛いですよねぇ。
私は97年の「おかる」を偶然聴く機会があったので、今の貴大夫さんは違う! お元気になれば・・!とずっと思っておりました。
英さんの文章「常に無表情だった彼が笑っていた。
」 からは自ら命を断ってしまう痛ましさと共に義太夫節にがんじがらめになったご自身の人生から「芸の深遠さ」から開放された安らかさ・・を思いました。
でも自から命を断つ・・・なんてあまりにも辛く痛ましくて涙が止まりませんでした。
9月公演の「安達原」。
見台にも注目して英さんの語りを耳を澄ませて聴きたいです。
貴さんへの「鎮魂の語り」。
天国の貴さんにもきっと、届くでしょう。
改めて貴大夫さんの御霊の平安をお祈り申し揚げます。
》 Yさん、嬉しいお便り、感謝します。
東京、頑張ります。