昨日は『太十』の稽古のあと、新大阪のメルパルクホールへ。
新国劇から発展した「若獅子」公演。
「荒木又右衛門・鍵屋の辻」。
南條瑞江さんの応援。
観はじめてから気づいたが、なんと、文楽の「伊賀越道中双六」とだいたい同じ登場人物、同じ筋立て!非常に興味深く拝見した。
たっぷり、三時間半あまり、おかげさまで「伊賀越」のまとめにもなった。
昨日の英観劇組は男ばかり10人。
休憩時間に皆で南條さんの楽屋を訪ねたが、同部屋にいらした葉山葉子さんにもチラリ。
次の幕の拵えのためふたりとも素っぴんで胸から下を隠したムームー姿。
楽屋見舞と黒豆を渡してそそくさと退出。
チケットは舞台人から買った方が芝居を二倍にも三倍にも楽しめるのだ。
笠原章さんの又右衛門。
手裏剣を鉢巻きにさしての剣さばきは圧巻!小松政夫さんもかなりの存在感が出てきた。
南條さんのハナのある小芝居がひかり輝く。
あ、昔から憧れの葉山葉子さんの姿が目から入り、ずっと心が蕩けています。