ひょんなところで

義太夫教室の熱烈生徒のひとり、鶴見佳子さんから嬉しいお便りがきました!→ 《お師匠さま。
おはようございます。
5月2日、繁昌亭の「四葉の会」に行ってきました。
林家染丸さんが「双葉の頃を過ぎ、四葉になった時期の若手4人」とともに勉強会をするという趣旨の落語会です。
桂あさ吉さんが最もキャリアの長い落語家として参加。
それぞれの素顔を紹介しよう、という『すっぴんコーナー』という企画が行われました。
染丸「あさ吉さんはいろいろお稽古してるんですってね。
笛に義太夫とか」あさ吉「ええ、豊竹英大夫師匠にお稽古してもらっているんです。
これが楽しくて、はまっております」(会場で、ほうっという歓声があがる)染丸「では今日は、一節、語ってもらいましょ」あさ吉「ほな、いろは送りの一節を」染丸師、譜面を見ぃ見ぃ、いろは送りを弾き出すではありませんか。
あさ吉さん、「御代、若君もろともに~」と始めたものの、あまりにも超特急なスピードの三味線に、久しぶりに語ったのか、出だしの高さを間違い、「ああああ失敗失敗、もう1回お願いします」と最初からやり直し(笑)。
劇場は大ウケ。
「いろは書く子」の前までで終了。
ご本人もブログで「浄瑠璃ってちょっとお稽古するとすぐに人前でやりたくなるんですよね。
本当に落語の「寝床」の気持ちがよくわかります」と書いておられます。
落語会に通う観客の中に、義太夫好きな人もいるんやな、と感じた高座でした。
》 ← ホンマ、嬉しいお便り、ありがとうございました。
あさ吉さん、ちゃんと語ってたんかいな?ところで鶴見さん、あなたも発表会、「いろは送り」、おきばりやす。