御霊神社で「寺子屋」、その二。

昨日は三味線の清友さんのことには触れませんでしたが、彼が必死で語りの世界へ導いてくれたのです。
彼の三味線演奏に対して一点の曇りの気持ちも生じませんでした。
奏演の途中、彼が三味線をおろして糸を繰るとき、一瞬、全員の目が彼の手元に集中しましたね。
僕も語りながら横目で気配をちらと探りました。
皆で語りの世界を育んでいたのです。
それから、この企画を発案してくださったサンケイリビングの森長かおるさんと「みみ卯」の薩摩会長、そして御霊神社の園宮司にも頭がさがります。
皆、義太夫繋がりです。
森長さんは義太夫教室の熱烈生徒。
薩摩会長のお祖父様は三代目津大夫師直々のお稽古を受け、大きな会を催された、いわば、「寝床」の大親玉。
御霊神社の園宮司とのつながりといい、強い縁を感じます。
それから、個人的には大場修一氏に多謝。
パリ~江戸川文楽~御霊神社。
お世話になりました。
彼とは文楽デビュー時からのお付き合い。
もう40年。
最近、やっと彼が認めてくれるようになりました。
もっともっとがんばりまっせ!みなさま、今後ともよろしゅう、おたのもうします。