昨夜の『丸傳』and、河野克典(バリトン)『シラーの世界』。

昨夜、池袋演芸場終演後、『丸傳』へ。
文楽鑑賞後の葛西さんと前進座鑑賞後の大阪の徳山さんと待ち合わせ。
久しぶりの丸傳、話が弾む。
『瓜献上の段』、意外におもしろい、等、励まされた。
帰り際になって、文楽の修行事情やら自分の置かれた立場やらの話になり、ざっくばらんに語ったら、結構、葛西さんは諸事情に詳しく、たいへん前向きなアドバイスをいただいた。
『この時期、神はこんな癒しの機会を与えてくださるんや』と感激。
さて、今夜、東京文化会館小ホールでの河野克典バリトンリサイタル『シラーの世界』に行った。
途中の休憩時からの入場だったが、主催者の南谷行宏氏にもお目にかかり、お元気な様子に安心した。
後半の『海に潜る若者』という45分の奏演(ピアノ野平一郎)は、義大夫節並の迫力に溢れていた。
帰り、会場で会った大場、桂川、吉岡夫妻、山之内、清水、薄井さんらと駅前の中華料理屋で円卓を囲んだ。
ちょうど用事で同店に立ち寄られた河野さんがヒョッコリ顔を見せてくださり、ひときわ盛り上がった。