舞台稽古のあと、中之島の国立国際美術館へ。

『粂の仙人』の舞台稽古のあと、中之島の国立国際美術館へ。
明日7日から開催される《ベルギー王立美術館展》の前夜祭(PM3時~)。
なかなか大勢(200人くらい)のひとが集まった。
イヤホンガイドを頼りにひととおり絵画を鑑賞。
いちばん印象に残ったのは、テオ・ファン・レイセルベルへ(1862~1926)の『読書する婦人と少女』。
少女の眠たそうな大きな瞳が愉快やった。
側にいる母親も読書しながら半分目を閉じている。
点描画のせいもあるのか、午後のまったるい気配が濃厚に溢れていて印象的やった。
鑑賞後、立食パーティーではベルギービールとワッフルが振る舞われた。
館長の建畠氏と話をしていると桂南光さんがひょこっとやってきて、何してはりまんねん。
えっ?そちらこそ何してはりまんねん。
聞けば南光さん、かなりの絵画通。
ルネ・マグリットを観にいらしたとのこと。
確かに、マグリットの名作『光の帝国』の前では足が釘付けになった。