初日。松江。八雲小倉(風月堂)。関野君のまぶたが…。

松江には23年振りの文楽公演。
今日は初日。
松江市民文化会館。
昼夜とも満員盛況。
ぼくの出番は掛け合いの『釣女』、それぞれの役柄に対してお客様からの具体的な反応もあり、盛り上がりました。
文字栄大夫さんが『大名』初役だが、よく健闘!小学生の同級生の関野治男君がこちらの小学校の校長先生をしていて、昼の部終演後、楽屋に来訪。
息子さん夫婦と小学校の井上先生と先生の子供さんふたりも同伴。
お土産に八雲小倉(風月堂)を持ってきて下さったが、おいしかった!こんなウマイ和菓子、生まれてはじめて!夜の部終演後、その風月堂近くの寿司屋に連れていってくれた。
彼は数年前に奥さんを亡くされたが、そのことには極力ふれないでいたが、別れ際、なぜか同級生の薮本君の話が出た。
関野君に『あ、薮本の奥さんが去年、亡くなった…』と、こえを掛けたら、関野君の瞼がこころなし潤みはじめた…。