大阪から片山先生。

片山先生は金蘭女子大学の文学部教授。
三部終演後、地下鉄麹町駅近くの格調高そうなイタリアンで会食。
お供にいらした真矢さんもとても感じのいいひと。
広告代理店にお勤めとか。
センスもよく仕事もキッチリこなせそう。
文楽にハマって一年目くらいとのこと。
最近、僕の回りには、なんにでもじゃらつく仔猫みたいな、文楽嵌まり歴1、2年という方が増えています。
そう言えば昨夜同席した京都からの清水さんも一昨年の大阪11月公演の『仮名手本忠臣蔵』の七段目を観てハマったらしい。
あの舞台は大星由良之助が玉男師、おかるが簑助兄、平右衛門が勘十郎さん。
床は綱兄、嶋兄の由良之助とおかる。
ある意味、記念碑的な舞台でした。
ところで、片山先生とは、主に呂大夫兄と緑大夫さんのことを語りました。
当時を思いだし思わずホロッ。
春子大夫師、越路大夫師のことも話題に上るという、得難い時を過ごさせてもらいました。