小森浩さんより。NHKが『岡崎の段』中継録画。露の團姫(マルコ)ちゃん。

小森さんよりお便りが届きました→《初日、岡崎の段聴きに行きましたよ。
息詰まる場面が多い中で英さんの語る端場は、艶もあって面白みがあるし、後に繋がる重要な場ですね。
ただ岡崎の段は沼津のように大人の決意の自決でなく、赤子が大人のために殺されるだけに心中複雑。
ただこれも大夫次第で政右衛門に涙することになるのか興味あります。
いづれ英さんで切場聴けるのを楽しみに》。
←小森さんはいつもチョコッとゲリラ的にいらっしゃいまんなあ。
嬉しいですわ。
いつか、『岡崎』丸ごと一段、素浄瑠璃で語りたいもんです。
それから、放送日は未定ですがNHKが11月22日に『伊賀越道中双六・岡崎の段』の中継録画にきます。
先日、下見にきたディレクターの大場さんが、『岡崎はいいですねえ、感動しました』と、終演後の楽屋廊下ですれ違った時、目を輝かせて言ってました。
すべては、現場の人間の感動から始まるんですねえ。
放送日がわかれば、また、連絡致します。
昨日の夕方、露の團姫(マルコ)ちゃんが劇場に来て、忠臣蔵の大序のマクラを稽古した。
来年、『村芝居』という話を五郎兵衛師に伝授してもろてネタおろしをするとのこと。
その中に、村人が浄瑠璃を稽古する場面があり、『佳肴ありと雖も食せざればその味わいを知らずとは…』が出てくるらしい。
勉強熱心で結構、結構。