女鉢の木。and、国立文楽劇場小ホール素浄瑠璃。and、『染模様恩愛御書』。

洗顔して歯磨きして髭削って、今、朝6時。
さてこれから、『女鉢の木雪の段』の猛勉。
今日は正午から清友さんと稽古(今日から3日間が真骨頂)。
午後2時からは国立文楽劇場小ホールで希大夫が出る『素浄瑠璃を楽しむ会』へ。
皆様、今日、パカッと時間のできた方はぜひ、おいでくださいませ。
←よう入ってくださいました。
補助椅子が出て満杯の状況。
会場には暖かい雰囲気が充満。
感謝します。
こういう、若手の勉強の場は大事。
劇場主催とは、誠にありがたい話だ。
稽古、舞台稽古、本番と精神的・技術的にステップアップしていくんやから、若いもんはこわい…。
芳穂大夫君、寬太郎君、希大夫も必死で頑張ってました。
そして、『妙心寺』を弾いてくれた清二郎君、ありがとう。
渾身の迫力で、あの作を、すごいきめてくれました。
それから会のあと、松竹座の花形歌舞伎『染模様恩愛御書』(市川染五郎・片岡愛之助ら…)へ。
LOVEちゃんファンの佐久間・森長さんの先導で、阪本夫妻、池田先生、毎日発声ゼミの有志たち(壷田・谷・川上さん)と。
この芝居がまたとても、おもしろかった。
最初、こういうのん、苦手やなあ、と思いつつ観てたんやが、途中から、気分がノリにノリ始めた。
明治22年以来の復活狂言だが、大成功。
キャスティングのすべてが良かったし、作・演出も冴えに冴えていた。
歌舞伎というのは凄い底力があるんやなあ、と感心した。
芝居に関係したすべての人に感謝したい。
これはブレークするで。