超緊張の初日。お便り2通。

なんとか初日終了。
自覚としてはかなり恥ずかしい限り。
『長町裏の段』の綱大夫兄、よく我慢してくださっている。
『夫婦善哉』もまだまだ口捌きが出来てない。
 しかし、こんな慰められるお便りをSKさんよりいただきました→ 《 『大当たり!』。
 「夫婦善哉」最高でした。
終演後、知人と話していたのですが、師匠でないとあの大阪弁のイントネーションと言うか、まったりと言うか、雰囲気を出せる方はないでしょうね!
 聴いていてふと、10年ほど前にNHKの廣谷鏡子さんが企画された「文楽てこんな面白かったん」の司会の生瀬勝久さんと師匠との大阪弁のやりとりを思い出していました。
 初役のお稽古大変だった思いますが、私達は満足させて貰いました。
大いに宣伝させて頂きます。
》 ← 励みにして、がんばります。
 それから、歌舞伎ファンのKFさんからは『夏祭浪花鑑』の感想が届きました→ 《 『何か胸が熱うなりました』。
 義平次、歌舞伎で観るよりずっとよかったです。
何ででしょ。
今まで語りで聴いたことないからやな、思います。
 聴くって、観る以上に広がりますね。
義平次が何とも哀れじゃないですか。
団七が辛いじゃないですか。
後ろで聞こえる祭囃子が切のうて。
 義平次が殺されたあと、語りの余韻を置いといて、英大夫さんが床から黙って引っ込まれたのがたまりません。
大夫の心が義平次に残されたみたいで。
義平次を置いていかれたみたいで。
 うまくいえませんが、義平次に胸、熱うなりました。
英大夫さんの語りを拝聴する機会、もっとほしいと思います。
8月3日にまた、『夏祭浪花鑑』を観に行きます。
楽しみです》。
 ← 感謝します。