越路師匠の祥月命日。and、サッカー。

午前中、家内と丸太町へお参りに。
それから国立文楽劇場の若手会に。
サッカーについて→《選手を規律で縛ったトルシエ。
選手の自主性を求め選手の判断を中心としたジーコ。
細かい理論を確立し、選手に厳しい指導をするオシム新監督。
さて、ポルトガルの現監督フェリペ氏は、02年W杯の時ブラジル監督として、7戦全勝Vを達成した。
今W杯はポルトガルを3連勝させ、40年ぶりの決勝進出に導いている。
これでW杯は計10連勝。
驚異的な数字だ。
6/23日の日刊スポーツによると、フェリペ監督の根底には強固な意志がある、という。
ブラジル監督に就任した01年当時、指揮官が次々に交代したが、規律を重んじ、国民的スターのロマーリオを、批判にさらされながら外した。
(この時の、どうせ十字架にかかるなら好きなようにやらせてもらう、は名文句)。
02年12月にポルトガルの監督に就任後は、MFフィーゴらの反対を押し切り(信じられな~い)、召集した同じブラジル出身のMFデコ中心のチームづくりに着手した。
大会前にはイングランド協会(FA)から次期監督の打診を受けたが『ポルトガルの仕事が残っている』と、拒否した(エライ!)。
フェリペ監督は磐田で指揮を執っていたこともある。
ブラジル監督代表就任の話もあったが、96年11月に就任。
『髪が長いとヘディングができない』と長髪禁止令も出した。
不調のスキラッチを『元イタリア代表の名前にとらわれない』と先発から外す厳しさを見せた。
そういう事実を鑑みると、自分の論理と戦術をしっかり持っているこんどのオシム監督には、期待大だ。
そして、トルシエより指導力の劣るジーコを採用した川淵氏の厚顔無恥にはガッカリ…。
いまだにジーコ・川淵態勢を批判だにしないマスコミにもガッカリ。
日本は平和。
日本人はお人好し。