英大夫義太夫教室発表会。『二十五人一体!』。

段取りよく運べた。
よかった。
皆が機械の部品のように役割分担して立ち働いてくださり、一方で極め付けの乱気を味わいつつ、恙無く一日を閉じた。
お客さまも結構大勢、きてくれはった。
殆どが出演者25人の身内と云えども黄金週間のどまんなかに家族親近者を巻き込んでの得難い浄瑠璃道楽。
皆、輝いていた、眩しかった。
義太夫教室設立当初、たいへん力を入れてくださった桂吉朝さんの一番弟子の桂あさ吉さん、それに、寄席の唄・三味線方の大川貴子さんが偶然ぽかっとスケジュールが空いて出演して下さったのも、因縁奇縁、感謝感激霞か雲か、春は曙菜の花畑、でした。
  早速、《まる猫》さんから詳細この上ない感想が寄せられました。
ほんの一部→…「娯楽としての義太夫教室」が果たして現代に成り立つか…義太夫にしろ何にしろ芸事は自己表現の最たる物ですから、他人に聴いてもらう機会を持つことが大事なのであり、逆に言うと、そのためにお稽古をしているとも言えるのであって、お稽古事と「会」は不可分である…素人義太夫の「会」を開くまでになった「義太夫教室」の関係者全ての方に敬意を表したい…何よりも様々な技量の二十五人ですが、舞台に向かう真摯な取り組みの姿勢はどなたからも感じられ、義太夫の上手下手に関係なく、義太夫に真摯に取り組んだこと自体が聴くものに対して、義太夫の面白さを伝えてくれます。
この「会」の主役はこの二十五人ですが、それぞれがそれぞれの個性と技量をを発揮して、 二十五人一体として見れば、これ以上にない最高のパフォーマンスであったと思います。
大当たりの「会」でした…←『25人一体!』。
胸が詰まります。
詳しくは、HPを御覧下さいませ。