片山剛、後藤静夫、両教授と。

片山剛氏は金蘭女子大の教授。
去年あたりから、ある出版本の件で打ち合せを始めている。
今日は教え子ふたりを伴い、僕の自宅で取材。
ケレン味のない真面目な先生で、話をしていて実に爽快。
後藤静夫氏は京都市立芸大の教授。
文楽協会→国立劇場と制作畑を歩まれた希有なおひと。
独断偏見が入り混じりつつも自分の信念で制作に関わり続けた、勇気実力を兼ね備えた御仁。
人に好かれも嫌われもしない、公平なひとだ。
この後藤氏、最近、文楽内に古くから伝わる風習について、楽屋で誰彼となく、聴き回っている。
本にするわけではなく、記録しておきたいとのこと。
昨日、貴重なプログラムをいただいた。
ナント、僕の実質的初舞台である昭和43年01月17、18日の若手向上会のものだ。
実に興味津々!そういえば、紋十郎師匠が『若はん(若大夫)の孫さんやから、ワテが力弥を遣わせてもらいます』と言ってくれたのを思い出しました。
当時、僕・和生・簑太郎(現勘十郎)・玉女さんは皆、同期の研究生でした。
越路、津、玉男、先代勘十郎、清十郎師等が脇役で賛助出演して下さってます。
スキャナーで読んで、写真日記にUPしました。