桂川あかねさんよりのお便り。

《日記拝読!英大夫さんの引っ越し効果でこのところ、日記がますます楽しく充実していますね!。
それにしても、改めて…つくづく大阪って古いんですね~。
日本最古の四天王寺は♪仏法最初の~♪と歌われるだけに創建は593年!もう1400年以 上。
勿論、2010年に遷都1300年を迎える奈良より古い。
たかだか400年の江戸東京とは桁違いの文化度!。
難波津…そうか『港』が重要なんですよね。
奈良、京都は盆地。
古来大阪の難波津は内にも外にも開かれていた国際貿易港。
能『難波』は百済より渡来し「論語」等を伝えたとされる伝説の王仁(わに)がシテ。
難波津に咲くやこの花・・まさに古代の国際交流文化都市の姿。
他にも四天王寺が舞台の『弱法師』、難波の名歌を織り込んだ『芦刈』…津の国の難波の春は夢なれや…中世の中に美しい古代の記憶が息づいています。
難波宮→石山本願寺→大阪城の移り変りを考えても壮大な歴史絵巻。
秀吉の辞世は…露と落ち露と散りにし吾が身かな難波のことは夢のまた夢…でしたね。
しみじみ。
ところで、話は変わりますが、東京でも番台式の銭湯は皆無に近いです。
プライバシーの観点から致し方ありませんが…それでも東京は神楽坂の「熱海湯」では、活気溢れる番台コミュニケーションが健在でした!。
お客が固定しているので、誰でも安心して会話を楽しんでいる…人見知りしない街は商店街も元気って事かもしれませんね。