稀音家義丸さんからのテープ『義太夫めりやすと合の手』

稀音家義丸師は大学でも教鞭をふるっておられる長唄界きっての理論家。
先代の桂文楽師夫人からのご縁で久しく親交させていただいているが、今日、テープが届いた。
昭和34年頃ラヂオ東京(現TBS)で放送された先代竹本綱大夫師と竹澤弥七師による『義太夫めりやすと合の手』。
50分程の密度の濃い内容。
聞かせていただきながら身体がぶっ飛んだ。
すごい世界。
義丸師、手紙で僕のNHK古典鑑賞講座ずっと見せてもらった由書いてあり、今後の参考にとのこと。
あの番組は文楽を見たことのない人のためのNHKの制作姿勢でしたので…と、冷や汗をかきながらお礼返信をしておいた。