午前の部の親子劇場。毎日が感動。

先日、『弥次喜多』は子供向きではないと日記に書いた。
少し、軽率だったか。
このところ、親子で並んで熱心に鑑賞されてる風景が目につくのだ。
5、6才の幼児がつぶらな瞳を凝らしてじっと舞台を観ている。
演者として、感動を与えられる光景だ。
子供のうちに《文楽》を体験させておこう、という親の気持ちも伝わってくる。
毎日、毎日、何組もの熱い親子の眼差しを受けていると、日本もまだまだ捨てたもんじゃないぞ、とおもってしまう。