初日

『和田兵衛』って腹帯しめて肩衣(カタギヌ)つけて語ってみると、実にいいもんでんなあ。
囚われの孫の小四郎に初対面する際の祖母微妙(ミミョウ)の心の揺れ、和田兵衛の声の放り出し…ヨロシオマンナア。
声の鍛練にもなるし。
微妙を遣われる文雀師が、舞台盆を降りた直後の僕に『この端場はええもんやなあ』と嘆息まじりに言いはりました。
帰り、Y君とKさんに会い、『あさだ』へ。
Y君の弁舌に耳を傾ける。
しめのまぐろの漬け丼、うまかった。
夜は少し寒い。