宗助君と劇場で『酒屋の中』の初稽古。
僕は18年前にこの役を文楽劇場の本公演で勤めている。
三味線は燕二郎君で、切の『酒屋』は越路師匠だった。
その時は故呂大夫兄に一週間くらいお稽古していただいてから越路師匠のところへいった。
燕二郎君の師匠の燕三師匠にもお稽古していただいた。
なかなか雰囲気のある場、宗助君と一緒に励んでいきたい。
弟子ふたりに『寺子屋』の仕上げの稽古をしてから、明日からの義太夫講習会の為、徳島へ。
バスからみた鳴門の渦潮・・・頭の切り替えと転地効果で鋭気を養う。
駅前の徳島ラーメンを食べて夜9時過ぎにベッドへ転がりこむ。