『団七』少し慣れてきました。

夜8時過ぎの舞台ですから昼間はひたすらボーッとするようにしてます。
それでも9月東京公演の『百度石の段』のお稽古の段取りがあります。
30分位のもので、初役ですから一から覚えなければなりません。
今日は早めに劇場に行って『百度石』のビデオを見て登場人物の頭(かしら)やら位置関係を把握しようと思います。
昨日楽屋の廊下を歩いていたら、4、5人のグループの人達に擦れ違いざまに『日記毎日見てますよ』と声をかけられました。
嬉しいでんなあ。
日記が、あっちゃこっちゃ、ひとり歩きするようになってきたみたいで私も心して書かんとあきまへん。
『泥場』は義平次の伊達大夫兄との掛け合いですので『危のうござります』とか『怪我で…』『声が高うござり…』とかを邪魔にならないように効果的に言わねばなりません。
そのへんのやりとりに神経を使いますが、少しずつ慣れてきました。