阪本さん連日の夜の部観劇。小森さん便り『大当り!』。

小森さん→《茶屋場の段。
英・平右衛門、実にイイですね。
僕らの抱いている一本気で、それでいて小心者で、どこかしら憎めない、あの平右衛門そのものが突然、目の前、下手別床に登場するんですから…痛快、爽快。
期待はしていましたが、これは英さん当たり役だな~。
妹おかるとの若い兄妹ならではのやりとりも緊迫したドラマの中でなんとも心和む感じ。
嶋・英さんの不思議?な兄妹コンビというのも何とも見(聴き)どころ。
東京から来た甲斐がありました。
ところで英平右衛門、ゴスペルイン文楽のペテロに似てるかも。
彼もキリストの弟子として奮闘しながら気持ちだけ空回りするんデスネ》。