潜在的な『文楽』の芸の深さプラス男前

先日、南座の楽屋にボクの大阪のファンクラブの核に当たるお客様がお見えになりました。
60才過ぎ(失礼!)だと思いますが、明るくてほんまに天真爛漫で嫌味のかけらもないひと(女性)でんねんやわ。
茶目っ気もあり5、6年前から日本舞踊を習い始め、来年3月には国立文楽劇場で『お園』を踊りはります(勿論、語りはボク)。
そのお方が同年代の女性のお友達をつれていらっしゃいました。
若手の技芸員が行き交う楽屋の狭い通路でいろいろ話をしましたが、畏まった挨拶、芸談とかの後、最後にひとことそのおともだちが云ったコトバ『文楽て若いカッコエエ子がようけいてはるんですねえ、又こよ(又来ます)』に、深い感銘をうけました。
いろいろな要素が結びついてお客様はいらっしゃいます。
そのすべてが尊いことです。
今日、本稽古の二日目は無事終了。