早稲田大学文学部へ。『集中力』の恐ろしさ。

来年の3月10日に早稲田で『酒呑童子枕言葉(しゅてんどうじまくらのことのは)』の『鬼が城対面の段』を語ることになった。
近松門左衛門作で初演は1707年の竹本座。
昭和36年11月の新橋演舞場での因会三和会合同公演(6日間)の折、ナント250年ぶり上演された。
対面の段は私の祖父若大夫が語った。
今日はそのテープを聴きながら、10数人の大学院生の前で私が雑感を述べるという設定。
内山美樹子教授による演舞場公演当時の印象譚に脱帽。
桜井氏がこまめにテープを刻みつつ、司会進行。
集中して聴かざるをえない状況!。
するとどうだ。
語りのハラ・チカラ・情景が浮かんできた・・。