『狐火』のﾏｸﾗ､三味線二挺と琴が入り鳴物がﾄﾞﾄﾞｰﾝ､で少し辛いものがある。
又､語っていて､なんや知らんお尻がｺｿﾊﾞｲ演しもの。
『狐火』の舞台が終わると舞台袖のｴﾚﾍﾞｰﾀｰに駆け込む。
狭い空間に簔助兄､勘十郎さんらと団七兄と僕が乗り合わす。
静かな空間に簔助兄の肩でするｲｷが谺する。
崇高な時や。
東京や名古屋近辺から駆け付けた20人の文楽ﾌｧﾝと3部終演の9時過ぎから鴨川床で会食。
阪本氏主導の恒例行事でもう4年目。
雨も降らずｻﾜﾔｶ。
南座のﾗｲﾄｱｯﾌﾟも綺麗ﾀﾞ。
食後､皆で高台寺石塀小路の『田舎亭』までｿﾞﾛｿﾞﾛ歩き。
八坂神社の南辺。
実に風情のある小路だ。
脳が蘇るわ。